こんにちは!
漫画大好きライターのコッチャマンです。
私、敵キャラって結構好きなんです。
しかも、何考えてるか分からないタイプ…好き♡
…そう。
幽です。
もうね、この人が出てくるたびに
「また何か企んでる…♡」ってワクワクしちゃうんですよ。
でも最新話まで読んで思いました。
「この人、本当に妖刀だけが欲しいの?」
最初はそう思っていました。
でも、読み返してみると、どうしても引っかかる描写がいくつもあります。
今回は、そんな違和感を一つずつ追いかけながら、
幽という男の正体と本当の目的について考察してみたいと思います!
あくまでも個人的考察(妄想)ですので、ツッコミはご勘弁ください笑。
幽とは何者なのか?(基本プロフィール)
現在までに判明している、幽に関する事実(プロフィール)を整理しておきます。
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毘灼の頭領
神出鬼没で、底の知れない圧倒的な実力を持つ術師。
冷酷で、配下の妖術師たちを完全に掌握する絶対的なカリスマ性を誇る。 -
妖刀との関わり
物語の始まりである「六平国重襲撃事件」を主導した張本人。
国重を殺害し、彼が打った「真打」をはじめとするすべての妖刀を強奪。
妖刀に対して異常なまでの執着を見せている。 -
神奈備(かむなび)との関係
国家最高戦力である「神奈備」とは、妖刀の所有権を巡って完全に敵対中。
特に神奈備の最高戦力である「剣聖」たちとは、過去に深い因縁があることが示唆されているが、剣聖から真打の力の一部を譲渡されるなど、真の関係性はまだ不明。
ここだけ見ると、まさに「冷酷非道のラスボス」
でも私は、読み返すほどに違和感が大きくなっていきました。
どうにも、この人は”妖刀を集めたい人”には見えないんですよ。
幽の目的は「妖刀集め」では説明できない?
幽の行動を見返してみると、
・真打だけへの異常な執着
・国重への敬意
・剣聖との奇妙な関係
・何年もかけた長期的計画
など、「妖刀が欲しい人」の行動とは思えない場面がいくつもあります。
今回は、その中でも特に気になった3つの違和感を見ていきます。
幽はなぜ「真打」に執着するのか?
さて、数ある幽の謎行動の中でも、私が「一番怪しい……!」と睨んでいるところ。
それは「真打(しんうち)」に対する異常なまでの執着です。
そもそも「真打」って何?というところを改めておさらいすると。
六平国重が、その人生と技術のすべてを賭けて打ち上げた最高傑作。
一振りで戦局を塗り替え、世界のパワーバランスすらひっくり返す。
まさに別格の妖刀です。
でも、ここでちょっと考えてみてほしいんです。
千鉱が持つ「淵天」を見ていても分かるように、他の妖刀だって十分にヤバい性能を持っていますよ。
使い方次第では、国を一つ落とすことだって難しくないレベルのはずです。
普通の悪役なら、そんな力を全部集めて「世界を支配してやる!」となりそうですよね。
…まあ、ちょうど7つ集めると願いが叶う玉じゃないですけど笑。
それなのに、幽の視線は
ずーーっと「真打」だけを向いている。
その代表例が、楽座市での一件です。
京羅と裏で繋がり、何年もかけて周到な準備を進め、真打を手に入れようと画策していた幽。
ここまでしてでも欲しかったのは、数ある妖刀の中で真打ただ一本。
それなのに、淵天をはじめ他の妖刀には、同じ熱量を向けているようには見えないんですよね。
彼にとって、他の妖刀はまるで
「真打という至高の存在を引き立てるためのオマケ」
あるいは、
「計画を次の段階へ進めるための使い捨てのパーツ」
くらいにしか考えていないように思えます。
ここから深掘りできる考察としては、
真打と他の妖刀との違いは、単に攻撃力ではなく、
存在そのものの役割にあるんじゃないかなって思うんです。
幽が欲しがっているのは、破壊兵器としての真打そのものではなく、
真打が振るわれた先でしか起こせない『何か』
ではないでしょうか。
だからこそ彼は、わざわざリスクを冒してまで真打を手に入れようとしている。
そして、それが「最も輝く最高の舞台」を用意するため、様々な暗躍を行っている。
そう見えて仕方がありません。
とすれば、幽にとっての真打とは、目的のための手段ではなく、
彼が望む新世界への「鍵」そのものなのかもしれません。
幽が何をしようとしているのか。
それとも私の考察は全くの見当違いなのか。
現時点では、その答えを知っているのは外薗先生だけ。
…先生。
そろそろヒントください笑。
幽は国重を「敵」として見ていなかった?
幽は物語の始まりで、六平国重の命を奪いました。
千鉱にとって、間違いなく因縁の敵です。
でも普通の悪役なら、殺した相手に対し、
「あいつは愚かだった」
みたいにバカにしそうなものですが、幽は全く逆なんですよね。
真打への執着ぶりを見ても、国重の仕事を軽んじているようには到底見えません。
ここに、幽という男の歪んだ『美意識』が、モロに出ていると思いませんか?
彼にとって国重は、ただ憎むべき敵ではなく「素晴らしいものを創り上げた天才」
自分の目的(計画)のために命を奪うことには躊躇しないけれど、相手が成し遂げたことへのリスペクトは忘れない。
…歪んでいる。
でも、その歪みの中にだけ存在する『純粋さ』も感じてしまうんです。
そして、今私が一番気になるのは、幽と国重の最後の邂逅の場面。
殺す側と殺される側が対峙した時に、2人はいったいどんな言葉を交わしたのでしょう?
私は、ただ斬り合って終わったとは思えないんです。
幽って、戦うより先に結構しゃべるタイプじゃないですか笑。
きっと国重に掛けた「語り」があるはずだと踏んでいます。
…先生。
あの場面だけは、いつか必ず描いてくださいね。
信じて待ってます!
幽の目的を考える上で、剣聖との関係は避けて通れない
真打への異常な執着。
国重への歪んだ敬意。
この2つだけでも、幽という男が普通の悪役ではないことは伝わってきます。
でも、私がもう一つ気になって仕方ない人物がいます。
それが、剣聖です。
真打の力の一部を扱えるような描写や、剣聖との距離感を見る限り、2人の間には何かしらの契約が交わされていると想像できます。
剣聖は剣聖で今の世界を壊そうとしている。
幽は幽で、自らが真打の使い手になろうとしている。
それだけでなく、
「束の間の混沌に一役買わせてもらう」
という幽のセリフからも、国を揺るがすような大事を目論んでいるような節も見られます。
ただ、ここにも強烈な違和感があるんですよね。
…ここからは完全に私の妄想なんですが笑。
幽と剣聖。
共に恐ろしいほどのカリスマ性を持つ2人。
この2人が同時に真打の振るい手になったとしたら、平穏無事に済むとは到底思えません。
幽が目指す未来と、剣聖が望む未来。
その2つが本当に同じとは、私には思えません。
自分の目的のため、お互いに利用し合う。
そして目的を果たした暁には、お互いが相手の喉笛にかみつく…。
…そんな未来が見えてくるようです。
まあ、実際はそこまで描かれるかは分かりませんが。
その前に主人公に「えいやーっ」てやられる展開が、バトルファンタジーの王道ですから笑。
でもこういう未来も個人的には見てみたい。
ダークヒーローサイドの
共闘→信頼→ジレンマ→別れ
なんて、美味し過ぎますから笑。
この2人が最終的に味方なのか、敵なのか。
それとも最初から利用し合うだけの関係だったのか。
…先生、この答えだけはちゃんと描いてくださいね笑。
幽が本当に望んでいるものは?
ここまで幽の不可解な行動を振り返ってきて、私の中でひとつの結論が見えてきました。
それは、ただの妖刀コレクターでもなく、世界を壊したいわけでもない。
彼が本当に望んでいるのは、
真打が持つ”本来の力”を完全に解放し、その先にある世界を実現すること。
なんじゃないかと思うんです。
だからこそ、その鍵となる真打だけを異常なほど追い求める。
だからこそ、妖刀を生み出した国重を天才として認めている。
だからこそ、かつて妖刀を振るった剣聖たちとも縁が切れない。
こう考えると…すべての違和感が、見事に一本の線で繋がりませんか?
世界を壊して終わるのではなく、
妖刀という力で世界そのものを”あるべき形”へ戻そうとしている。
もしそうだとしたら――
幽は破壊者ではなく、
世界を調律しようとしている男なのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ただの極悪人には見えない「幽」というキャラクター。
彼の行動一つ一つを深掘りしていくと、この物語の壮大なスケールがさらに見えてくる気がします。
…そして何考えてるか分からなくて好き♡
彼が目指す「完成」とは一体どんな世界なのか。
そして、チヒロはどうやってその野望を斬り裂くのか。
そういったことからも目を逸らさず、この先も目をかっぴらいて、
ドライアイになりながら『カグラバチ』を追っていきたいと思います!

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