こんにちは!
面白い漫画見つけちゃいました♪
最近のジャンプで、異彩を放っている作品をご存知でしょうか?
この物語に登場するのは、世界を救う勇者でも、超能力を持つ高校生でもありません。
刀でもなく魔法でもない主人公の武器は…「ハガキ(メール)」と「ラジオ」と「イヤホン」
そして、深夜にひとり、自分の名前が読まれるのを待つ熱い情熱。
その作品は、ヤマノエイ先生が描く『さむわんへるつ』
ラジオを愛するすべての「誰かの魂(サムワン)」に贈る、令和最強の青春リスナー・コメディです!
今回はその異色の面白さについてご紹介。
「面白いって思われたい!」おかしくも切実な叫びに共感者続出!
主人公の高校2年生・梟森未明(ふくもりみめい)は、人望厚い生徒会長。
成績は常にトップ、スポーツ万能と、一見非の打ちどころがないように見える万能人間。
そんな彼が抱える悩みは、
「面白いことはさっぱりダメ!」
という、なんとも切実なコンプレックスでした。
ミメイは毎週、人気芸人コンビ「ロングホープズ」の深夜番組(通称:月ミド)にネタメールを送り続ける「ハガキ職人」予備軍。
寝不足で授業を受け、必死にネタをひねり出し、「今度こそ!」と送った渾身のメールは放送で読まれずじまい。
スルーされることの虚無感に襲われる日々を送っています。
「面白いって何だ?」という正解のない問いに、必死な努力で向き合うミメイの姿は、おかしくもあり、哀しくもあり。
ポップな絵柄でギャグ満載の内容だけに、ミメイの真剣な悩みもライトに読めてしまいます(カワイソ)
天才リスナー「水尾くらげ」との出会い
そんなミメイが唯一「月ミド」の話ができるのは、クラスの不思議ちゃん・水尾くらげ。
ゆるふわで普段からつかみどころのない彼女ですが、実は彼女こそ番組で絶大な人気を誇る、伝説のハガキ職人「うなぎポテト」だったのです!
ミメイが陰の努力と負けず嫌いの性格で成功を掴む「秀才」なら、くらげは感性で生きる「天才」
呼吸をするように面白いことを次々と発信する彼女に、ミメイは「表現者としての憧れ」と「才能への嫉妬」という複雑な感情を抱きます。
そんな対照的な2人が、深夜の放送を通じて少しずつ近づいていくシチュエーションが、たまらなくエモいんです!
くらげの言動に振り回されながら、時には諭され、時には共感するミメイ。
少しずつくらげのことを理解し好意を持ちながらも、なおライバルとして同じ土俵に立とうとする姿に、ラブコメだけど私は新しい熱血ドラマの誕生を感じましたよ!(笑)
「アルコ&ピース」が息を吹き込むリアリティ
本作のリアリティを支えているのは、作中の芸人コンビ「ロングホープズ」の存在です。
公式のボイスコミックでは、なんと実在の人気芸人アルコ&ピースがコンビの声を担当。
ラジオ独特の「内輪感」や「独特の間」が完璧に再現されていて、読者も本当の番組を聴いているような気分になれます。
ヤマノエイ先生自身が熱狂的なラジオ好きだからこそ、「深夜のあの独特の空気」を上手く表せているのでしょう。
誰にも言えない悩みや、なんとなく感じる孤独感も、ラジオから流れるバカバカしい笑い声がすべてを肯定してくれる——。
ほんの一瞬だけでも嫌なこと、辛いことを忘れられるーー。
その「救い」の感覚が、ページをめくるたびにあふれ出しているのがこの作品なんです。
誰かと繋がりたい「僕たち」の物語
『さむわんへるつ』は、単なる趣味の漫画と思いきや、実はそれだけではありません。
誰にも言えない、でも誰かに聞いてほしい。
そんな悩みを抱えている人たちへの、最高に優しい「応援歌」なのです。
誰もが自分のヘルツ(声)を持っている。
この漫画はそれを教えてくれているような気がします。
学校ではもしかしたら交ることがなかったかもしれないミメイとくらげ。
そんな2人がラジオを通して繋がる瞬間に、読者もまた彼らの番組の「リスナー」となっていることでしょう。
『さむわんへるつ』は誰かと周波数を合わせてみたくなる漫画
『さむわんへるつ』には面白さがたくさん詰まっています。
例えばラジオ好きなら「あるある」の嵐についニヤけてしまう。
ラジオを聴いたことがないなら、読んだ後にradikoをインストールしたくなる。
ラブコメ好きにはもちろん、青春のあの甘酸っぱさをもう一度体験したくなる。
などなど。
もちろん、ミメイとくらげの恋模様も気になります。
きっとほかのリスナーたちも登場して、2人と絡んでいくでしょうし。
今後も楽しみです♪
自分と誰かの周波数をゆるーく繋げたくなる。
そんな『さむわんへるつ』は現在、週刊少年ジャンプおよび「ジャンプ+」で絶賛連載中です。
「アルコ&ピース」さんも出演のボイスコミック1~3話も公開中。
臨場感たっぷりの生の声をお聴き逃しなく!
単行本第1巻も絶賛発売中ですので、未読の方はぜひ読んでみてください!
さあ、あなたも深夜の電波にチューニングを合わせてみませんか?
次回記事では、『さむわんへるつ』の作者に周波数を合わせてみたいと思います。
どうぞお楽しみに!

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