【70年代おすすめ少女漫画その②】今読んでほしい名作・傑作10選

こんにちは。
漫画大好きライター、コッチャマンです。

以前、【70年代おすすめ少女漫画20選】をお届けしました。
(※前回の記事はこちらから👇)
【70年代おすすめ少女漫画20選】今読んでほしい名作・傑作勢ぞろい!

が、まだまだご紹介しきれなかった悔しさがありまして。

なので今回、その続きとして。
70年代少女漫画の名作・傑作を、さらに10作品ご紹介したいと思います!

ドンピシャ世代の方も、まだ読んだことがないと言う方も、ぜひ。
世界に誇れるジャパンクオリティの源泉を浴びにいきましょう!

時代を問わず輝き続ける70年代少女漫画10選

ロマンス・ヒューマンドラマ

ポーの一族

作者 萩尾望都
掲載誌 別冊少女コミック(小学館)
巻数 全5巻

養父母ポーツネル男爵夫妻に育てられた、エドガーとメリーベルの兄妹。
しかしポーツネル夫妻は歳を取らない吸血鬼(バンパネラ)で、エドガーもまた、バンパネラとなった1人でした。
やがてエドガーは少年、アランを仲間に加え、2人で悠久の旅へと出ます。
数々の別れ、そして歳を取らないエドガーの孤独な旅。
美しくも儚く、胸を打つファンタジーの傑作です。

当時の少女漫画とは少し毛色の違う感じで、なんとも言えない魅力に惹き込まれていました。
風に乗って流れるような画と、繊細な心理描写。
今なお断続的に連載されており、エドガーの旅はまだ続いているのだと、つい感情移入してしまいます。

トーマの心臓

作者 萩尾望都
掲載誌 週刊少女コミック(小学館)
巻数 全3巻

舞台はドイツのギムナジウム(高等中学)。
誰からも愛される美少年、トーマと、品行方正で完璧なユーリ。
物語はトーマの死を軸に広がっていきます。
エーリクという、トーマに瓜二つの少年が転校してきたことで動揺するユーリ。
多感な年ごろの少年たちの愛憎が複雑に絡み合い、なんだか難しいと思いながらも、読む手を止めることができませんでした。
トーマがユーリに残した手紙の、ある一文。
これが全てを物語っていると知った時は鳥肌ものでした。

「ポーの一族」とともに萩尾作品の傑作として、今なお、さん然と輝きを放っています。
これを読むと、竹宮恵子先生の「風と木の詩」がセットで浮かんできます😊
絵もなんとなく似てるし。

デザイナー

作者 池田理代子
掲載誌 マーガレット(集英社)
巻数 全10巻(外伝1巻)

天才モデル亜美が、自分を捨てた母親に復讐を誓うサスペンスドラマ。
トップデザイナーである母親を超えるため、自らもデザインの世界に足を踏み入れる。
のっけから人間関係の複雑さとドロドロと渦巻く愛憎模様に、幼?心に「大人って怖い…」と震えていました笑。

普段知ることのできない、華やかなファッションの世界とその裏側。
一条先生の美しい絵で表現された今作は、乙女心をグワッとわしづかみにしましたねー。

そして迎える悲劇。
若い頃はまったくもって納得いかなかったラストですが、大人?になった今は、また違った見方ができるようになりました。
先生は、登場人物の誰よりも「この人」を描きたかったんじゃなかろうかーー?
なんとなくそう思います。

アクション

スケバン刑事

作者 和田慎二
掲載誌 花とゆめ(白泉社)
巻数 全22巻(スペシャル版・他)

「おまんら許さんぜよ!」
この名台詞に痺れた男女は数知れず。
そして全国のヨーヨーが売り切れる笑。
ドラマ化でさらに有名になりました。

スケバン高校生の雨宮サキが、警視庁の警視にある取引を持ち掛けられ、学生刑事として悪と戦う。
コンプラ・モラル違反だらけの作品ですが、まず驚いたのが本格的なアクション。
そして、男性が少女漫画を描いているということ。
(厳密に言うと、少女漫画のカテゴリーに入るのかは微妙ですが😅)

サキの悲しい過去や、辛そうな横顔に、見ているこちらも苦しくなる。
ヒューマンドラマとしても奥の深い作品です。

当時は、サキの相棒、神恭一郎のコマばかり追ってたような気がします😅

歴史・SF

あさきゆめみし

作者 大和和紀
掲載誌 月刊mimi(講談社)
巻数 全13巻

世界に誇る日本の宝、「源氏物語」を漫画化した、平安スペクタクル絵巻。
世の少女たちに、一大ムーブメントを巻き起こした作品です。
あまりにも有名なその内容は、ぜひその目でお確かめください。

周りの女子たちは、とにかく「ムカつく」「調子乗りすぎ」と、絶世の美男子・光源氏に対して非難轟々でしたね笑。
ですが、この作品のおかげで、皆の古文の成績がグンと上がったのは間違いありません。
(「源氏物語」に限り)
「俺にも読ませて」と男子に乞われ、貸してあげた思い出もあります😂

とにかくカラー絵が美しかった💕

マリーベル

作者 上原きみ子
掲載誌 少女コミック(小学館)
巻数 全12巻

フランス革命を題材とした漫画と言えば、やはり「ベルサイユのばら」
しかし、なかなかどうして、こちらの作品も侮れません。

時は18世紀後半。
マリーベルとその兄が、激動の時代に翻弄されながらもたくましく生き抜く姿を描いた大河ロマン。
マリーベルは舞台女優を目指し、兄はやがてフランスを揺り動かす担い手の1人となってゆく…。

身分違いの純粋な恋。ライバルとの戦い。そしてフランス革命。
マリーベルの幸せを願いながらも、モテモテの彼女に釈然としない自分もいました笑。

歴史ものが好きな人はぜひ読んでみて!

地球へ…(テラ)

作者 竹宮恵子
掲載誌 月刊マンガ少年(朝日ソノラマ)
巻数 全5巻

スーパーコンピュータの管理下に置かれた未来。
人類は、子供と大人がそれぞれ別の惑星に分かれて住んでいた。
何の疑問も持たずに生きてきた毎日。
しかし、ある日、少年ジョミーが美しい盲目の少女と夢の中で出会ったことから、少しずつ現実に亀裂が入り始めーー。

分かるようで分からないSFを、分かりやすく、かつハイクオリティで提供してくれた竹宮先生。
この功績は非常に大きいです!
今、実写映画化されてもいいくらいの傑作。
されたら絶対観に行きます。
もちろんキャスティング予想しながら🤭💕

※こちらの作品もキャスティング予想してみました♪👇
カグラバチ実写化キャスト予想、千鉱役は山崎賢人?娘と意見が真っ二つに割れた話
カグラバチ実写化キャスト予想②、伯理・緋雪・漆羽で娘とまた対決した話
カグラバチ実写化キャスト予想③、座村・国重・幽で娘とまた対決した話

ギャグ・ラブコメ

あさりちゃん

作者 室山まゆみ
掲載誌 小学二年生・他(集英社)
巻数 全100巻

これはもう、全世代知っているのでは?
1978年の連載から2014年まで長期連載され、なんとそ単行本は数100巻!
元気でちょっとおとぼけな少女あさりちゃんと、そのファミリーや仲間のコミカルな日常に、長きにわたって笑わせてもらいました。

「こち亀」が少年ギャグ漫画の長期連載王なら、こちらは少女ギャグ漫画の金字塔。
友人に借りて全巻読んだのですが、最終巻には一抹の寂しさを覚えました。

個人的には、しっかりもので、ちょっと皮肉屋のお姉ちゃん、タタミちゃんがお気に入りでした♪
たまーに、2人が高校生になっている回もあるのですが、タタミちゃんが美人の優等生になっていてびっくり!

伊賀のカバ丸

作者 亜月裕
掲載誌 別冊マーガレット(集英社)
巻数 全12巻(外伝2巻)

山奥育ちの伊賀忍者の末裔、カバ丸が、転校先の都会の高校「金玉(きんぎょく)学院」で旋風を巻き起こす、ハチャメチャコメディ。
ライバル「王玉学園(おうぎょくがくえん)」との争いや、理事長の孫娘とのロマンス。
何をやっても事件になってしまう、カバ丸の無垢?さと迷惑っぷりに、周りの人間が巻き込まれていく様がとにかく面白い!
冷静沈着、眉目秀麗な生徒会長の、顔も性格さえも変えてしまうドタバタぶりに、お腹を抱えて笑っていました。

アニメもやってたんですよね、観たことないけど。
もう一度あのハチャメチャぶりに会いたいので、ちょっと観てみようかな😊

ミステリー・サスペンス

地獄でメスが光る

作者 高階良子
掲載誌 なかよし(講談社)
巻数 全1巻

70年代のサスペンス漫画を牽引した、高階先生の異色の作品。

醜い容姿に生まれついた、心優しいひろみ。
家族から疎まれ絶望した彼女は自殺を図りますが、そこで天才外科医の巌に助けられ、美容整形手術によって美しく生まれ変わります。
巌に強く惹かれるひろみ。
しかし、巌は自らの野心のため、ひろみを利用していたことが分かりーー。

容姿に翻弄され心を病んでいくひろみと、ひろみの心の美しさに惹かれながらも、野望のためその思いに蓋をする巌。
愛と業と救いが複雑に絡み合うラストに、体ごと突き落とされたようなショックを受けたのを、今もよく覚えています😭

これ以上はネタバレになるので言えませんが、読む際はハンカチのご用意を…😭

まだまだある☆70年代珠玉の名作

どうでしょう?
「あーこれこれ!」という作品はありましたか?

ですが、これでもまだ足りない!
まったく70年代というのは、少女漫画のまさに宝箱ですな。

宝箱をそっと開け、思い出と一緒に取り出す。
その瞬間、まさに私たちは少女(少年)へと戻るのかもしれませんね。

今も輝き続ける宝石たちを、いずれまた皆様にお見せしたいと思います。
第3弾も、乞うご期待!

それでは、また👋

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