こんにちは。
今回もヤバい伝説についてのお話。
少年ジャンプの黄金時代を支えた二人の天才、鳥山明先生と冨樫義博先生。
彼らレベルのレジェンドになると、囁かれるのはもはや、都市開発レベルの壮大な噂…。
「集英社のあのビル、実は冨樫先生の印税で建ったらしいよ?」
「鳥山先生が原稿を運ぶために、市が専用の道路を作ったんだって!」
「いやいや、マンガの読みすぎでしょ(笑)」
とツッコミたくなるような話ですが、実はあながち大げさとも言い切れないようで。
そこで今回は、「マンガよりもマンガみたいな」、レジェンドたちの超弩級エピソードをゆる~く紐解いていきましょう!
1. 夫婦そろって「歴史的ヒットメーカー」
冨樫先生と竹内先生。
まず、このお二人が結婚したこと自体が、漫画界における「最強のパワーカップル」の誕生でした。
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冨樫義博先生:
『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』
どれも累計発行部数が凄まじく、特に『幽白』時代は当時の長者番付(納税額)で漫画家部門のトップクラスに君臨していました。 - 武内直子先生:
『美少女戦士セーラームーン』は、漫画・アニメだけでなく、世界中でのライセンス料(グッズ化など)が途方もない金額です。
そんなお2人の異次元の活躍から、巷ではこんな噂が流れ始めました。
なぜ「ビルが建った」と言われるのか?
実際、集英社の本社ビルが新しくなった時期と、お二人の作品が爆発的にヒットしていた時期が重なっていたため、ファンの間で「あのビル、『幽白』と『セーラームーン』の印税でしょ?」と囁かれるようになりました。
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実際の貢献度:
出版社にとって、一作で数千万部売れる作品は、その年の利益の大部分を支える柱になります。
特に冨樫先生は『幽☆遊☆白書』の連載終了後、異例の「週刊連載なのに月一回休んでもいい」という特別契約を勝ち取ったと言われています。
これも「彼が他社へ行ったら会社が傾く」ほどの功労者だったからです。
冨樫先生本人の「税金が怖い」発言
冨樫先生自身が過去にコミックスの柱(作者コメント)で、
「(幽白の時)収入の約70%が税金で持っていかれる。1日20時間働いても、そのうち14時間は何のために働いているのかわからない」
といった趣旨の、生々しすぎる「高額納税者の悩み」を吐露していました。
これを見た読者が、「それだけ納めてるなら、出版社にビルの1つや2つ建てていてもおかしくない」と確信を持ったわけです。
通称「冨樫ビル」「ドラゴンボールビル」
ファンの間では「集英社の立派な本社ビル(神保町3丁目ビル)」を指して、「冨樫ビル」や「ドラゴンボールビル(鳥山先生の貢献)」などと呼ぶことがよくあります。
結局のところ、記録として残っているわけではありませんが(笑)、「彼らの稼ぎが集英社の経営基盤を盤石にした」というのは、漫画業界の誰もが認める事実のようです。
「ビル」ではなく「ボーナス」?
冨樫先生にはビルだけでなく、社員全員に特別ボーナスが出たという噂もあります。
これは1990年代の『週刊少年ジャンプ』黄金期(最大発行部数653万部を記録した頃)にさかのぼります。
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噂の内容:
『幽☆遊☆白書』のコミックスやグッズの爆発的な売上により、版元である集英社の全社員(編集部だけでなく、事務や受付なども含む)に特別ボーナスが支給されたというもの。 -
信憑性:
集英社のような大手企業が、特定の作品だけの利益を直接ボーナスとして全社員に還元したと公表することはありません。
しかし、当時のジャンプの稼ぎが会社全体の利益を大きく押し上げたのは事実でしょう。
実情は「会社全体の業績」
当時の関係者の話を総合すると、以下のような解釈が自然です。
- 特定の作品のおかげというより、ジャンプ黄金期全体の利益があまりに凄まじかったため、決算賞与などが非常に高額になった。
当時、他にも『DRAGON BALL』や『SLAM DUNK』といったメガヒット作がありましたが、特に『幽☆遊☆白書』でこの噂が立ったのには理由があります。
- アニメ・メディア展開の成功:
単行本の売上だけでなく、アニメ化、キャラクターソング、カードダス、ゲームなど、多角的なビジネスが今の「メディアミックス」の先駆けとして大成功しました。
その象徴的なヒット作として『幽☆遊☆白書』の名前が挙がり、「幽白ボーナス」という俗称で語り継がれるようになったというのが真相でしょうね。
2.「鳥山明専用道路」伝説の真相
そしてもう1人、忘れてはならないのは鳥山明先生の道路伝説。
「鳥山先生が原稿を空港に届けるのが大変だから、愛知県が先生の自宅から空港まで直通の道路を作った」というもの。
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事実は「半分本当」:
厳密には「鳥山先生一人のためだけの専用道路」が作られたわけではありません。
ですが、当たらずとも遠からず。
当時、鳥山先生が住んでいた地域周辺の道路整備が急速に進んだのは事実です。自治体としては、「日本一の納税者である鳥山先生に引っ越されては困る!」という切実な事情があったのでしょう。
そのため、先生が原稿を編集者に渡す(空港へ向かう)際の利便性を良くしたり、周辺環境を整えたりすることで、長年住み続けてもらおうと配慮した…というのが真相に近いようです。
納税額がとんでもないレベル
なぜそこまで自治体が必死になったかというと、当時の鳥山先生の納税額が桁外れだったからです。
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漫画家長者番付1位:
1980年代前半、先生は何度も長者番付のトップに君臨しました。 -
自治体の予算が変わる:
先生が納める住民税だけで、当時の地元の村や町の予算が大幅に潤い、公共施設や道路が整備されたと言われています。
まさに「歩く公共事業」状態だったわけですね。
「専用道路」よりすごい!?伝説の数々
鳥山先生には、道路以外にも「異次元」なエピソードが他にもあります。
編集者のために「空港」まで原稿を運ぶ
当時はネットがないので、愛知在住の先生は名古屋空港から飛行機で東京へ原稿を飛ばしていました。
その際、締め切りギリギリすぎて、「飛行機の離陸を待たせた」とか「空港のカウンターまで編集者が全力疾走で取りに来た」といった、ドラマのようなエピソードが山ほどあります。
1枚のイラストで「家が建つ」
世界的な人気ゆえに、当時からイラスト1枚の価値が凄まじく、「鳥山先生がポスターを描けば、その原稿料だけで家が1軒建つ」と本気で噂されていました。
サイン会が「パニック」で中止
あまりの人気に、サイン会を開こうとすると数千人〜数万人が押し寄せてしまい、街の交通が麻痺してしまいました。
そのため警察から、「もうサイン会はやらないでくれ」と要請されたという伝説もあります。
まとめ:火のない所に煙は立たない
どちらの噂も、「それぐらいやっていてもおかしくない」という圧倒的な実績が生んだリスペクトの形と言えるでしょう。
冨樫先生がペンを動かせばビルが揺れ、鳥山先生がペンを動かせば街が動く。
日本のマンガ文化がいかに巨大なエネルギーを持っているかを物語る、最高にワクワクする都市伝説ですね。

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