シングレ最終話まであと3話!オグリの軌跡を振り返る⑤

ウマ娘

こんにちは!
ヤングジャンプにシングレ最新話・第208Rが掲載され、最後の有馬記念が終わった模様。
内容が気になりますね~。

そしてこちらでも、2回目の有馬記念のおさらいが終了したところでした。
残念ながらオグリは勝利に届かなかったのですが、その後いったいどうなったのか?
さっそく振り返っていきたいと思います!

最終話まであと数話! 安田記念を振り返る

もう一度共に伝説を

有馬記念の死闘を経たオグリキャップは悪夢にうなされます。
ライバル達が次々とオグリを追い越してゆく中、必死ですがりつこうとするのに脚が前に進まない。
そして時を刻む大時計が、真夜中の12時を指したと同時に目が覚める。
そんなふうに、有馬記念での失態や5着という結果に打ちのめされる日々でした。

練習の際も前に出れず、今までのような覇気が見られません。
どうやらイップスに陥っている様子です。
心配するベルノライトに、トレーナーの六平(むさか)は「今声を掛けるべきは俺達じゃない」と諭します。

その時オグリに遠くから掛かる声。
声の主はなんとーー
ーーカサマツ時代のトレーナー・北原穣(きたはらじょう)でした!
彼は猛勉強の末、中央のトレーナー試験に見事合格し、これからオグリのチームに配属されることになったのです。

共に伝説を創ろうとオグリに語り掛ける北原に、オグリは嬉しさを隠し切れません。
オグリと北原、2人の夢を叶えるため、再び共に歩き出し始めた瞬間でした。

いやー、北原頑張りましたね!
1回目は落ちたけど、2回目で難関試験に合格するなんて凄いじゃないですか!
オグリも嬉しそうで本当に良かった。
2人の本当の意味での再会がようやく見れて感無量です。

この辺りは「北原中央合格までの道のり」の記事に詳しく書いていますので、併せてどうぞ☆

シンデレラグレイの北原が中央に合格するまでの軌跡とオグリとの絆

喜びのあまり六平を高い高いするオグリが可愛いです♡
そして横で「次私も」とせがむゴッド先輩も(笑)

とにかく、北原が来てくれたことでオグリのメンタルも急上昇。
この後のレースが期待できそうです!

次のレースは「安田記念」

晴れてオグリのチームの一員となった北原は、見習いなのに早くもオグリの次のレースを任されてしまいます。
プレッシャーに押しつぶされそうな北原ですが、まずはオグリと有馬記念の敗因を探ります。
「レースがいつもより遅く感じた」「ルーティーンを忘れてしまった」等反省を述べるオグリ。
それを聞いた北原は次のレースを決めたようです。

嬉しさの中にもまだ不安を抱えるオグリの前にバンブーメモリーが現れ、安田記念でリベンジマッチをしてくれないかと頼みます。
オグリはあっさりYesと返答。
北原が次のレースは安田だとオグリに伝えていたからですが、ダメ元で頼んだバンブーは驚きながらも喜びます。

そこに新顔のウマ娘、ミルワカバが登場。
やけに挑発的な態度で、オグリを安田記念の前哨戦で叩き潰すと宣言してきますが、当のオグリは前哨戦には出場しないと答えました。
せっかく格好良く決めたミルワカバなのに、あっさりかわされてしまって拍子抜け。
顔を真っ赤にし、捨て台詞を残して去って行きます。
天然マイペースのオグリの性格は、こういう時無敵ですわ。

ミルワカバの情報によると、春の天皇賞には永世三強の内の二強、スーパークリークイナリワンが出場するそう。
北原があえて天皇賞を避け、安田記念に自分を出場させることが少し気になるオグリですが、それでも何か理由があるのだろうと、北原を信じることにしました。
説明のいらない2人の関係性、とてもいいです。

春の天皇賞(春天)ではクリークとイナリがさすが二強!の勝負を繰り広げ、クリークの勝利で終わりました。
秋と春の連覇達成はあのタマモクロス以来の快挙です。
次は勝つと宣言するイナリに、楽しみにしていると答えたクリークですが、心の中には何か懸念があるようです。

イナリちゃんは相変わらず元気そうで何より。
クリークはどこかに故障でもあるのでしょうか?
心配です。

名トレーナー誕生

来たる安田記念当日。
オグリの登場と共に会場が揺れるほどの大歓声が響き渡ります。
今や絶対王者となったオグリの人気は並大抵のものではありません。
2番人気のミルワカバは最初上機嫌だったのに、それも一瞬で打ち消されてしまいました(かわいそう)

今回、人々の視線はオグリだけではなく、新しくサブトレーナーになった北原にも注がれていました。
六平の甥だからコネだろうとか、新人に任せて大丈夫なのかとか、あまりかんばしくない彼の噂があちこちで囁かれています。
今や日本一のウマ娘となったオグリを負けさせでもしたらどうなるか。
考えただけでも恐ろしいですが、北原はそんな半端ないプレッシャーをひた隠し、笑顔でオグリをターフに送り出します。

久しぶりのこの光景が見れて嬉しい…。

そして安田記念がスタート。
ミルワカバはオグリのレース展開を冷静に分析します。
有馬でハイスピードにつられペース配分を間違ったため、今回は同じ策を使うはずがないと踏んでいましたが、予想に反しスタート直後から先行策を取ったオグリ。
有馬の失敗を忘れたのかとミルワカバは呆れますが、これは北原がオグリに授けた作戦でした。

マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップと超ハイペースレースの連闘で、速度感覚がマヒしていたオグリ。
無自覚の疲労や周囲からのプレッシャーなど、解決すべき点がいくつもありましたが、それをあえて矯正するのではなく、活かして成功させようと北原は考えていたのです。

その作戦が功を奏し、オグリはグングンと先頭に迫ります。
後を追うバンブーメモリーは体力的に苦しそう。
ミルワカバは自分が遠く及ばない怪物の底力に歯噛みします。

負ける気がしないと思うオグリは、ルーティン通り残り200メートルでゾーンに入ります。
「灰の怪物」となってトップへと躍り出たオグリは、後続を引き離しもはや独走状態。
誰もがオグリの勝利を確信したその時、残り100メートル地点で後ろから迫りくる影が現れました。
それは、まだ終わっていないと最後の力を振り絞るヤエノムテキでした。

凄まじい形相と速さで縋りつくヤエノに、北原や観客は一瞬ヒヤリとしますが、オグリの速さはもはや別次元です。
今まで以上に力がみなぎり、「もっと先へ行ける」という歓喜と興奮のままゴール版を超えたオグリ。
しかし、その喜びはゴールと同時に、何かがフッと途切れたような感覚へと変わりました。

復帰戦はレコードタイムでの勝利。
誰もが怪物の完全復活を疑わない中、オグリだけは胸の内にひそかな違和感を抱えていました。

オグリが悪夢にうなされていた時にも描かれていた時計の針が、またここでも登場します。
カチッと音を立て秒針を刻む針は、彼女にとってあまり喜ばしくない未来を暗示しているのでしょうか?
すごく不安です…。

おさらいまとめ

オグリ急降下⤵からの、北原とのタッグで再浮上⤴でとりあえず安心しました。
しかし、時計の針の描写が怖い…。
(この時計がまさに〇〇タイムを表わしているのだと、私は最初の頃まったく気づきませんでした)

しかし北原は本当にオグリのことを知り尽くしていますね。
カサマツでタッグを組んでいた期間もそう長くなかったはずなのに、彼女の長所も欠点も自分の中に染み込んでいるかのよう。
しかも「矯正ではなく活かして成功させる」なんて、なかなか言えたもんじゃないです。
ホント、あの北原さんが…と泣きたくなります。

オグリ復活の「安田記念」の次は「宝塚記念」
こちらでは今まであと一つ勝利に届かなかったメジロアルダンや、永世三強の陰に埋もれたミルワカバの苦悩などが描かれています。
彼女達の闘いにも注目していきたいですね。

それではまた次のおさらいで!

 

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