シングレ最終話まであと3話!オグリの軌跡を振り返る⑥

ウマ娘

こんにちは!
ドラマ日曜劇場「ロイヤルファミリー」が日曜に最終回を迎えましたね。
ついシングレと重ねて観てしまいました。

シングレアニメ、漫画も佳境を迎えていますし。
今年の有馬記念ってなんかすごい!

私も負けじと振り返り頑張ります。
それではさっそくスタート!

最終話まであと数話! オグリ時代の狭間世代を振り返る

安田記念を経て

安田記念はレコードタイムを叩き出したオグリキャップの勝利。
怪物の完全復帰と人々の熱狂は高まります。

それに苛立つミルワカバ
彼女は一言で言い表わすと、「オグリ人気の割を食った世代」の1人でした。
「脳筋」だの「品がない」などオグリのことをけなしてはいますが、実はオグリに憧れている部分もようです。
それを決して認めようとはしないツンデレウマ娘、かわいい(笑)

そしてオグリの次のレースは「宝塚記念」に決まりました。
有馬記念と同じくファン投票で出走者が決まるG1レースです。
イナリワンの永世三強を始め、ヤエノムテキバンブーメモリーなど、スター達が大集結のビッグレースとなります(あとミルワカバも)

しかし、スーパークリークは天皇賞(春)の無理がたたったのか、宝塚には出走できません。
それをクリークの口から聞いたイナリはショックを隠し、早く怪我を治して借りを返させろと明るく振舞います。

ウマ娘の脚はガラスの脚と呼ばれる非常に繊細で脆いもの。
時速70メートルで走れる代償は、とても大きな負荷となって彼女達の脚にのしかかります。
そのため、彼女達の絶頂期(ピーク)はとても短い。
クリークはどうやらそのことを感じ取っているようです。

それからメジロアルダン
屈腱炎を患っていた彼女は退院し、家(別邸)に戻っていました。
メジロ家はメジロマックイーンメジロライアンなどの強いウマ娘を輩出した名門の家柄で、アルダンもまたその中の1人。
彼女は今回の宝塚は残念ながら見送ることにしたようです。

クリーク、アルダンとスター不在もあってか、オグリへの取材は日に日に過激さを増していきます。
取材許可をもらわないままオグリに接触しようとする輩も出て来る始末で、今やオグリ人気は看過できないまでに過熱していました。

光に埋もれた影達

トレセン学園に訪れる取材陣の数は日に日に膨れ上がり、中には無許可で侵入し、ほかのウマ娘から情報を得ようとする者までいます。
なるべく室内でのトレーニングに切り替えるなど、オグリ達の生活にも制限がかけられるようになっていました。
生徒会長のシンボリルドルフはこの前代未聞の様子に、オグリキャップの時代が来たと呟きます。

そんな中、学園内では宝塚記念に向けてのメディア取材が行われました。
それぞれがレースに向けての意気込みを語る中、オグリもみんなの期待に応えたいと意志を表明します。
それを遠くから見ていたミルワカバは、自分が思っていた「怪物」と違う印象をオグリから受けていました。

ミルワカバは実力もあり、レースへの想いも人一倍熱いウマ娘で、デビュー戦から着実に勝利を積み重ねていました。
しかし、話題になるのは華々しい活躍を見せるオグリキャップばかり。
誰もミルワカバ達の世代に注目しようとしません。
そのあおりを受け、同世代の友人は「誰も私達を見てくれない」と言い残し、学園を去って行きました。

上の世代には永世三強。
後ろにはすでに有望なウマ娘達が控えている。
私達は「谷間の世代」なのだと。

その言葉に打ちのめされるミルワカバ。
いつしか彼女の胸の中は、元凶となるオグリへの強い憎しみであふれていました。

ミルワカバがやけにオグリに絡んでくるのにはそういう背景があったんですね。
頑張っているのは同じなのに、なぜ自分達とオグリ達にはこうも差があるのか。
きっと数えきれないほどそんな思いに打ちのめされてきたのでしょう。
光が強いほど影は濃くなる。
その影の中で生きてきた声なき者の声を、ミルワカバが届けようとしているのかもと思うと、読んでてとても辛かったです。

ミルワカバは牛の角?のようなカチューシャをしているのですが、これは学園を去った友人が置いていったもの。
カチューシャを身に着け、まるで敵討ちかのごとくオグリに挑む彼女ですが、オグリのあまりの天然さに毒気を抜かれている節もあります。

それから憧れ。
やけにオグリに詳しいところや、オグリの才能を無自覚に褒めているところなどは絶対そう(本人は認めたくないでしょうが)
やはり人は強烈な光に酔わされてしまうんですかね。

ミルワカバはこの後も何度かオグリと闘うことになるのですが、彼女の複雑な心境は物語に深みを与えてくれてとても面白いです。

「宝塚記念」開幕

クリークが出走せず、永世三強対決は後伸ばしとなった宝塚記念当日。
出走者達はそれぞれ控室で決意を固めています。
オグリのトレーナー(見習い)北原は今日も取材責め。
今日の勝負飯まで聞かれています。
取材責めの日々を送る内に、魂が抜けて無表情になってしまっている北原(笑)

対策も十分に練り、オグリの調子も問題なし。
良い雰囲気でオグリチームはレース場に向かいますが、ただ1人ベルノライトだけは、オグリがさっきまで居た場所に何か違和感を感じているようです。

なんだろう、怖い怖い!

これ、後からネットで知ったんですが、どうやらオグリが差し入れのバナナに手をつけていないのが違和感の正体なんじゃないかって囁かれていました。
そういうことか!
真相は特に発表されてはいないのですが、多分きっとそう!
みんなすごい洞察力、観察力だ(ありがたや)

おさらいまとめ

今回はミルワカバというオグリの影に埋もれた世代のウマ娘が登場。
ちょっとめんどくさい子ですがなんだか憎めません。
なんやかんやでオグリを気にしているところかわいいし。
この後の宝塚記念では、オグリに対する彼女の複雑な感情が吐露されるので、それも見どころの1つですよ。

そしてシンデレラグレイ最新刊22巻は12月18日に発売予定。
どん底のオグリ見たくないけど見なきゃ…。
オグリどうか頑張って!

現在発売中の最新刊21巻のあらすじについてはこちらからどうぞ☆

シンデレラグレイ21巻まとめと感想 走れない私はなんのために?

それではまた次回~。

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