シングレ最終話まであと2話!オグリの軌跡を振り返る⑦

ウマ娘

こんにちは。
シングレあと2話なの?
まだこちらはこれから宝塚記念なのに~(-_-;)

それでは急いでいきます、振り返り!

最終話まであと2話! 宝塚記念を振り返る

「宝塚記念」開幕

「宝塚記念」レース当日。
場内は出走者達の登場で盛り上がります。

今回の注目ウマ娘達はバンブーメモリーヤエノムテキミルワカバに、永世三強の1人・イナリワンなど錚々たる顔ぶれ。
そして会場を揺らすほどの大歓声。
葦毛の怪物・オグリキャップの入場です。

イナリに有馬の借りを返させてもらうと語り掛けるオグリ。
返り討ちにしてやると応えるイナリ。
この辺はオグリとタマモクロスのやり取りを彷彿させて、なんだか懐かしいです。
オグリもイナリをライバルと認めるようになったんですね。

選手が揃いレースがスタート。
宝塚のコースは下りの後に上り坂が来るという特徴があり、下り坂ではどうしてもスピードが出てしまいます。
その後は脚に負担の掛かる上り坂とあって、ウマ娘達はスピード調整に苦しみます。
オグリも一旦戸惑いましたが、しっかり仕切り直し対処します。

せっかちイナリも今日は冷静に状況を分析。
最後の直線手前にはもう一つの上り坂があるため、スタミナ切れにならないようペース配分を調整していました。
そんなイナリが気になるのはバンブー。
性格的にも先行策を取ると思われていたのに、自分よりも後ろに控えている。
いったい何を企んでいるのか?

そう、彼女はーーー
単なる出遅れでした☆
真顔で「出遅れたっス」と思うバンブーほんとかわいい♡

怪物を倒してこそ

今日は非常に荒れている馬場。
馬群で余計に荒らされることのないよう、先行策が望ましいという見方の通り、ミルワカバは2番手をキープ。
セオリー通りに見事なレース展開を見せます。

しかし体力消耗も懸念されるため、勝負は第4コーナーまで持ち越しかと思われたその時、オグリが唐突にスパートを掛け外から上がってゆきます。
早い仕掛けに不安がるベルノライトですが、これも北原トレーナー(見習い)の指示。
第4コーナーの下り坂に入る前のここしかないと踏んでの戦略でした。

前に出て道が拓けたことを知ったオグリは先頭を猛追。
それに遅れを取るまいと、ヤエノ、バンブー、そしてイナリも後に続きます。

それを後ろから見ているミルワカバ。
型や常識に囚われず、強烈な個性を放つ彼女達の走りに憧れを抱きます。
しかし、それはセオリーに反した走り。
セオリーとは勝利への定石だということを誰よりも分かっていた彼女は、誰よりも早く先頭へと抜け出しました。

レースに対して真面目で真直ぐなミルワカバ。
堅実なレース運びを貫くことで勝利へと一足先に近づいていきます。
しかしここでもやはり、気になるのはオグリの存在。
自分達の世代を潰すに足る存在なのかを確かめなくては気が済みません。

「アナタは怪物なんでしょう⁉」と叫び、さっさと来いと促します。
そんな声に奮起したのか、オグリは「灰の怪物」となってミルワカバに迫ってゆきます。

本領を発揮した怪物を倒してこそ意味があると考えるミルワカバ。
その想いにはオグリへの憧れも少なからず混じっています。
こういった感情は、オグリと同じ世代のウマ娘達は少なからず持っていたんじゃないでしょうかね。
目もくらむような眩しい光に惑わされ、光になれない自分に悩み苦しむ。
憧れるけど憎い。
憎いけど憧れる。
まるで皆がオグリに恋をしているようです。

この辺りからシングレの内容が少し変わってきているなと、私は思いました。
今までオグリのライバル達は「次は絶対に勝つ!」という想いに動かされていたのですが、ミルワカバの登場でそれだけではない複雑な感情が湧き始めている。
オグリという絶対的な光に向けての感情が変わりつつあると。
そういう意味において、シングレでのミルワカバの存在はとても重要なように思えます。

そんなミルワカバとオグリの一騎打ちがいよいよ始まる!ーーー
ーーーそう思った瞬間、また時計の針が登場。
フッという音と共にゾーンは消え、膝を落とすオグリ。
ミルワカバに並ぶことなく、彼女に勝ちを譲ってしまいました。

葦毛の怪物はどこに?

予想外の結果に周りは動揺を隠せません。
皆、ミルワカバが果たした「下剋上」より、オグリの敗北にざわめいています。
ミルワカバも状況を把握できず、自分の勝利を喜ぶ様子は微塵もありません。
それどころかオグリに詰め寄り、胸倉を掴んで「なにをやってんだよ!」と問いただします。

「なに負けてんだよ!」
「こんなの葦毛の怪物じゃない!」

ミルワカバの慟哭のような叫びが響き渡り、茫然自失のオグリは身動きすらできないまま。
波乱の安田記念は観ていたすべての者に衝撃を残し、幕を閉じました。

うーん、こんな展開になるとは予想もしませんでした。
ミルワカバの叫びが胸に突き刺さります。
やっぱり葦毛の怪物に憧れていたんでしょうね。

そして時計の針、もう間違いありません。
音を立てて刻む秒針は、オグリのシンデレラタイムの終わりが近づいていることを告げているのでしょう。
嫌だあああ!

もう1人、イナリワンも気になります。
イナリは終盤で疲労し、前へ出ることができなくなっていました。
それを画面越しに観ていたスーパークリークは、もう永世三強が揃うことはないかもと不安を漏らします。

自身にも思うことがある様子のクリーク。
この先に待つ不吉な未来を予感していたのかもしれません。

嫌だああああ!

全盛期(ピーク)が過ぎたなら…

宝塚記念後、メディアはこぞってオグリの敗北を取り上げています。
オグリはレース後に脚部の故障が判明し、そのせいで負けたのではないかという見方が多数でした。

勝者のミルワカバの機嫌は最悪。
しかし、本当に怪我のせいなのかと納得いかないようにも見えます。

一方、オグリ陣営は重苦しい雰囲気に包まれていました。
自分を責めるオグリと北原。
その上押しかけるメディアに、心が休まりません。

そんな時、ベルノライトが自分の別荘での休養を提案します。
ベルノちゃんはウマ娘専用スポーツ店の社長令嬢で超お金持ち!
ジムに温泉、酸素ルームまである大豪邸で、オグリ達は久しぶりにリラックスした時間を過ごすことができたのです。
ベルノちゃん様様ですね。

その楽しい時間の裏では、六平(むさか)が北原にオグリの敗因を問いかけていました。
怪我やペース配分とは別の、もっと根本的な敗因。
それはつまり「オグリの全盛期(ピーク)」についてでした。

おさらいまとめ

この後オグリは回復し、秋の天皇賞で皆と再び闘えることを喜ぶのですが…。

ううーん、どうも素直に喜べない展開になってきていますね。
それに最後に出て来た六平の「全盛期(ピーク)」という言葉。
それを語らなくてはならない時が、とうとうやって来たのでしょうか。

それでもオグリを信じて見守るしかない!
次は苦しい展開になりそうですが、私も頑張ります!
それではまた次の記事で。

 

 

 

 

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