こんにちは。
今回も引き続き『メダリスト』について語らせてくださいませ。
前回は作品の面白さとイマイチ認知度低いことについてタラタラ語りましたが、今回はその作者さんについて。
ネットで「作者ヤバい」と見かけたりするのですが、これってどういうこと?
何か過去にやらかしたの?
人格的にヤバい人なの?
と気になりだしてしまったので、その真相を調べてみたいと思います!
『メダリスト』の作者がヤバいと言われる真相は?
メダリスト作品概要
──人生ふたつぶん懸けて、叶えたい夢がある。
夢破れた青年・司と、見放された少女・いのり。
でも2人には、誰より強いリンクへの執念があった。
氷の上で出会った2人がタッグを組んで、フィギュアスケートで世界を目指す!アフタヌーン公式サイトより引用
- 作者:つるまいかだ
- 出身:愛知県
- デビュー作:『メダリスト』
- 受賞歴:『鳴きヤミ.』で即日新人賞「in COMITIA123」優秀賞受賞
- 掲載誌:『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2020年5月号より連載開始
『メダリスト』はつるまいかだ先生のデビュー作にして初連載作品。
高い評価を受けた今作品は、デビュー作にも関わらず数々の賞を受賞し話題となりました。
年齢や性別、顔などは一切公表されておらず、なんとも謎の多い方ですね。
私は作風や経歴から勝手に女性だと思っていますが。
作者情報
つるま先生は大学時代から同人誌活動を始め、色々な作品を描いて発表していました。
会社勤めをしながら描いていた『鳴きヤミ.』を同人誌即売会「COMITIA123」に出展したところ、即日新人賞を受賞。
その後も作品を発表すると各漫画誌から声がかかるようになり、先生は漫画の道に進むことを決意し会社を辞めました。
そう、つるま先生は同人誌出身の漫画家なのです。
『鳴きヤミ.』とその次に発表された『女神になんてなれない』
どちらも同人誌で単行本としては出版されていないので読むことが難しいですが、表紙の絵だけは見ることができました。
繊細なタッチと、登場人物の抱える闇が伝わってきそうな雰囲気は、とてもデビュー前とは思えないクオリティでした。
受賞をきっかけにプロの漫画家としての道を歩み始めた先生。
最初の作品の題材に選んだのはフィギュアスケートでした。
先生の出身でもある愛知県はスケート王国と呼ばれるほどスケートが盛んで、先生にもなじみがあったのでしょう。
作品の構想を練る中で、先生はリアリティを追求するために、実際に名古屋スポーツセンターのスケート教室に通い始めました。
期間は1カ月ほどでしたが、レッスン料で貯金を使い果たし、借金までしたのだとか!
それに加え練習中に2か所の複雑骨折。
メダリストの連載決定の報せを受けたのはその療養中でした。
すごい熱心、というか執念?
取材で訪れるというのはよく聞きますが、実際に体験して覚えるなんて普通やらないですよね。
しかも怪我までして。
それだけ本気で取り組んでいたのでしょう。
その徹底さのおかげもあって、作品にはスケートやそれに関わる人達のリアルがしっかりと落とし込まれています。
『メダリスト』は「推し活」から生まれた!
漫画の他にもう1つ。
先生には情熱を注ぐものがありました。
それはーー「推し活」
そう、先生には狂おしいほど夢中な「推し」がいたのです。
作者の推しは声優「春瀬なつみ」
同人誌活動をしている時から、先生は「アイドルマスター シンデレラガールズ」のキャラクター「龍崎薫」に夢中でした。
そしてそのキャラの声優を担当している「春瀬なつみ」さんを熱烈に推していたのです。
春瀬さんは「アイカツフレンズ!」や「101匹わんちゃんストリート」など、数々の作品に出演しています。
ただ、メダリスト出演以前の彼女の知名度はそれほど高くなく、端役を多くこなしています。
また新人声優ユニット「tamaco(タマコ)」の一員としても活動していた時期もありました。
好きすぎるあまり同人誌活動
春瀬さんに魅了され、もっと彼女の魅力を世に広めたいという想いから同人誌を制作し、無料配布していた先生。
愛が高じてか、100ページを超える同人誌(布教本)を制作したこともあるそうです。
ガチのガチファン、いや信者ですね。
そこまで夢中になれるものがあるって、ちょっとうらやましいです。
しかしこれで終わらなかったのが先生のすごいところ。
「いつかアニメ化できるフィギュアスケート漫画を描いて、春瀬なつみさんに主役をやってもらいたい!」
そんな夢を抱いた先生は、なんとその夢を本当に叶えてしまったのです!
これは原作ファンや春瀬さんのファンの間では有名な話。
もしかしたら周りからは冷ややかな目でみられることもあったかもしれません。
それでもあきらめず進み続けた先生は、本当にすごいです。
推しへの愛から生まれた『メダリスト』
フィギュアスケート王国、愛知県出身の先生。
新連載の内容は「フィギュアスケート一択」と当初から決めていたそうですが、実はここにも春瀬さんの影響があるのでは?と囁かれています。
なぜなら、春瀬さんはフィギュアスケートが大好きだから。
これは真偽は定かではありませんが、少しは関係しているかもしれませんね。
「推しに喜んでもらいたい」という気持ちは誰にでもあるものですし。
もしそれが作品構想につながったのなら、それは天啓だったのかも?
なんだか2人の間に不思議な縁のようなものも感じます。
アニメ化で推し声優が主役に抜擢!
作品が評判となり、いよいよアニメ化!となれば当然、主役はやはりあの人にやってもらいたいですよね~?
先生はずっと、春瀬さんに自分の作品の声を春瀬さんにやってほしいと願っていたのですから。
そしてその夢は見事に叶いました。
主人公の結束いのりの声優に春瀬さんが選ばれたのです!
ただ、そこに忖度があったとは私は思いません。
もちろん先生はその夢を周りに話すことはあったでしょうが、声優の世界は常にオーディションで役が決まります。
どんなに大御所でもオーディションを通らなければならない世界で、見事に役を勝ち取ったのは、ひとえに春瀬さんの実力だと思います。
先生は主役のキャラを創る上で、多少なりとも春瀬さんを意識していたでしょうから、春瀬さんがキャラのイメージにぴったり合ったというのはあるかもですが。
とにかく、春瀬さんも先生もすごい!
私もアニメ観ましたが、いのりちゃんの声すごく合ってたと思います。
気弱で、でも芯が通っていて、揺れる少女の感情がうまく表現されていました。
私もこれから春瀬さんのファンになるかも?
愛が作品へと昇華した『メダリスト』
いやー、「作者ヤバい」はそういうことだったんですね。
「推しへの愛がヤバい」
「作品への熱意がヤバい」
「クオリティがヤバい」
いろいろあるけど、どれもいい意味だったと分かって安心しました!
発端が推しというのも面白いと思います。
漫画家だけでなく、作品を作る人には皆何かしらモチベーションや夢が必要ですしね。
そして発端がなんであれ、漫画に懸ける先生の情熱に嘘はありません。
SNSなどもしっかりチェックして、自分の作品が読者にどう取られているか、改善点はどこかなどを常に気にしているようです。
だからこそ、その熱を私達はメダリストから感じ取り、惹き込まれていくのでしょう。
先生と春瀬さんの対談記事があったので読んでみたのですが、普通に作品について2人で話していました。
でも絶対心の中ではテンパってたはず(笑)
だって長年の推しが目の前にいて冷静でいられるはずがない!
そういった先生の素の姿も、今後どこかで見られるといいな♪
もちろん作品にかける想いも、もっともっと話していってほしいです!


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