こんにちは!
前回はダンダダンの面白さについてお話しました。
しかし今回は、その逆意見について語っていきたいと思います。
ダンダダンにハマれない人
ダンダダンは今もっとも人気の漫画の1つとして高評価を得ていますが、その反面、受け付けない人、いまいちハマれないという人もいます。
もちろん100%の人が好きという漫画なんてないので、当然のことですが。
でも、どういったところでそう感じたのかは気になりませんか?
ですので、今回はダンダダンをつまらないと感じる意見を調査していきたいと思います!
①ジャンルを詰め込み過ぎ
ダンダダンの謳い文句は「オカルティック怪奇SFバトルラブコメディー」となっていいますが、これだけでもうジャンルが多岐に渡っていることが分かりますね。
この多種多様さが作品の魅力でもあるのですが、一部の読者からは作品の意図が見えないと思われることもあります。
オカルトが好きな人にはバトルシーンの多さが邪魔をしますし、バトルを純粋に楽しみたい人には、ラブコメやギャグパートが余計なものに感じます。
ジャンルが詰め込まれ過ぎていて、世界観がとにかく複雑すぎる。
オカルトなのか、SFなのか。
メインは妖怪なのか宇宙人なのか。
退治したいのか、寄り添いたいのか。
たしかに一度引っかかると、訳が分からなくなってきます。
そう考えると、1つのジャンルを深堀りしたいタイプには、あまり向いていない作品なのかもしれませんね。
②ストーリーのワンパターン化
ダンダダンのストーリーは「日常→怪異現象が起こる→敵と遭遇→戦う→勝つ」
という展開が繰り返されるのが基本パターンです。
最初の頃は新鮮でしたが、それこそ20巻ともなると飽きてくる読者も多く、「先が読める」「ワンパターン」「お腹いっぱい」という厳しい意見も見られます。
バトルシーンにおいてもそれは同じで、形勢不利になっても結局は勝つというご都合主義的展開に、一部の読者は辟易してしまっています。
また、バトルの長さや多さも、敬遠される理由の1つです。
迫力あるバトルがダンダダンの特徴でもありますが、あまりに頻繁だと読む方も飽きてしまうのも仕方ありません。
③キャラの成長が深堀りされていない
ストーリーのワンパターン化に伴い、キャラの成長も見えてこないという声も聞かれました。
ひ弱ないじめられっこのオカルンは、自分の中にターボババアの力を取り込み、怪異と戦うのですが、その中で少しずつ力の使い方を覚え、戦い方を身に着けていきます。
アイラやジジも、修行や実践を経て自分の中にある力を使いこなせるまでに成長しました。
それと並行して、それぞれとの関係が深まっていく過程も、序盤では丁寧に描かれていました。
しかし、中盤辺りからはメインキャラの成長や関係性の変化が見られず、ワンパターン化しているようにも思えます。
キャラの背景や抱える悩みを深堀りされることもないため、失速していると感じる読者もいるようです。
オカルンやモモが戦う理由も今一つ掴みにくい。
誰かを守りたいのか、なぜ強くなりたいのか。
そういった心情にも迫ることで、キャラへの感情移入や物語の深みが出てくるのではないでしょうか。
ダンダダンはいわゆる「巻き込まれ型」なんですよね。
主人公や周りの人が望まないのにトラブルに巻き込まれて、戦わざるをえない状況に陥ってしまう。
平和な日常を送りたいから戦う、それはそれでOK。
でも、そろそろそれを作者が言語化してもいいのでは?とも思います。
ここまで戦ってきたのだから、キャラ達にも何かしら気持ちの変化が生まれているはず。
大切な人を守りたいとか、助けたいとか。
皆と一緒に笑って過ごしたい、だから戦う。
大なり小なり、それぞれの使命感みたいなものもあるはずなので、そういったキャラの心情にあと一歩踏み込んでほしいと思っています。
あとは修行ですかね?
ドラゴンボールみたいな「精神と時の部屋」があると面白いかも。
これは私の個人的な感想ですが…。
とにかく、今後新たな側面が見られることに期待です!
④キャラクターが騒々しい
回を追うごとに新キャラが増えていくのは漫画のセオリー。
ダンダダンも最初のメインキャラに加え、個性的なサブキャラもどんどん増えてきています。
しかし、このキャラが受け付けない人もいるようで。
「うるさい」「品がない」「なんでいつも喧嘩腰なの?」など、けっこう厳しい声も聞こえてきます。
実は私も最初は苦手でした。
乱暴な言葉使いとかそうですし、本人は場を和ませようとしているのでしょうけど、ギャグ連発してスベッてたり。
コマの中でこれでもかというくらいに騒いでる感じがして、もうちょっと静かにならないかななんて、冷めた目で見ていました。
でも不思議なことに慣れました(笑)
キャラの抱える悩みとか、表に出さない顔を知るうちに、だんだんキャラのことを好きになってきましたね。
キャラの騒がしさもデフォルトだと思えて気になりません。
作中の妖怪や宇宙人などがグロテスクで苦手という人もいますが、これは私はむしろ好きです。
龍先生は様々なオマージュを取り入れながら、それらを現代風にアレンジし、個性的な妖怪を生み出しています。
また、円谷プロの作品をリスペクトしており、宇宙人や怪獣のデザインにもその影響が顕著に表れています。
グロテスクな中にもどこかコミカルでスタイリッシュさを感じるのは、私だけではないはず。
ダンダダンは一応ホラー漫画でもあるので、怪異はおどろおどろしい方がいい!
水木しげる先生の妖怪なんて、最初見た時は怖すぎて直視できなかったですし。
そのくらい強烈なインパクトを与えることに関して、ダンダダンは成功しているのではないかと私は思っています。
また、キャラの言葉使いや品格に関しては、ギャップを生み出す演出として重要なポイントでもあると思います。
なので「この人こんな一面もあるんだ」と、普段の彼らと対比させて読むと、案外気にならなくなるかもしれません。
⑤画面がごちゃごちゃして見づらい
画力が半端ないと評価の高い龍先生の作画ですが、ごちゃごちゃして見づらいと感じる方もいるようです。
バトルシーンも日常のシーンも細部まで書き込まれていますが、描き込まれる人物や物が多すぎて、かえって何を見せたいか分からなくなることがあります。
もちろん龍先生の作画へのこだわりなのでしょうが、「もう少しすっきりとシンプルな画で表現してほしい」と思う人がいるのも当然なことです。
⑥下ネタが受け付けない
ダンダダンの下ネタ要素が苦手だという人はけっこういるようです。
確かに序盤はオカルンの「〇タマ」が取られてしまい、それを取り戻すという話がメインになっているので、どうしてもその部分は言及せざるを得ません。
オカルンから「〇タマ」を奪った張本人、ターボババアは過激なセリフを口にしますし、モモ他のキャラクターが下着姿になったりと、かなり大胆な場面が多いです。
(トラブルに巻き込まれたからなんだけど)
宇宙人のセルポ星人に至っては、「あなたの〇〇ください」と言ってモモやオカルンをド直球で襲います。
こういった内容は、下ネタ苦手な人にとってはちょっとキツイですね。
ですが、話が進むにつれて下ネタ要素は控えめになっていくので(たまにある)、私は読んでいてそれほど気になりません。
作家と編集担当者の連載打ち合わせでは、女の子を描くときは最初は露出多めにするけど、連載が軌道に乗ってきたらエロ要素をだんだん控えめにしていくという話を、どこかで読んだことがあります。
「食戟のソーマ」とかまさにそれだ!と思った覚えがありますが、ダンダダンももしかしたらそういった戦略なのかもしれませんね。
とは言え、完全になくなるとも思えませんし、苦手な人はスルーするしかないかな?
まとめ
以上、ダンダダンが苦手と言う意見について考察してみました。
漫画を読んでいて思うのは、人それぞれに考え方に違いがあって、とても興味深いということ。
好みも捉え方もみんな違って、全く同じものはありませんし、多種多様でいいのだと思います。
それに、もしかしたら「面白くない」という意見を読んだ作家さんが、どうやったら面白いと思わせられるか、四苦八苦しながら考えてくれるかもしれませんしね。
龍先生のインタビューを読んでいると、そういった読者の意見も大切にしている姿勢がうかがえましたし。
でもあまり深く考えずに、自分の感性を大事にしながら読んでいきましょう。
その上でダンダダンを好きになってくれたら、いちファンとしても嬉しい限りです!

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